デフュージングとは
 

 初めて聞きますか?デフュージング。これは、ちょっとした会話によるコミュニケーションの事です。これから細かく説明しますが、とても簡単です。

 デフュージングは、ストレスを受ける現場に行った後、隊長の司会で簡単な会話をする事でストレスを軽減する、言い方を変えるとストレスを溜まりにくくする、このような事が目的です。凄惨な現場を見た後、一人で黙っているとストレスはどんどん悪化してしまいます。そんなとき、仲間同士で「きつかったね」「つらかったね」と気持ちを話すだけで心はとても楽になります。昔の人はストレスに強い・・・今の若いヤツはストレスに弱い・・・こんな声を聞いた事があります。それは少し違うようです。昔は最近のように事務仕事に追われる事も少なく、仲間同士で輪になって、話をする時間が多くあったそうです。自然にデフュージングができていたのです。

 最近は、輪になってのんびり話をする時間が減っているようです。ストレスの強い現場に行った時にはぜひデフュージングをしてください。

このページはストレス緩和を目的としています。

 特別に意識して会話をする必要はありません。気持ちを少し話す事ができる環境づくりが大切です。

 ストレスが少しづつ累積して、40代、50代になってから急に心が疲れる場合もあるようです。そうなる前に仲間同士で助け合いましょう。

 デフュージングはストレスの強い出来事の8時間以内で、できるだけ早いタイミングで実施してください。引き上げ時の車の中で実施するのもいいかもしれません。解りにくい時はメールで相談してください。このページだけでは解りにくいかもしれません。