初めて聞きますか?デフュージング。これは、ちょっとした会話によるコミュニケーションの事です。これから細かく説明しますが、とても簡単です。
デフュージングは、ストレスを受ける現場に行った後、隊長の司会で簡単な会話をする事でストレスを軽減する、言い方を変えるとストレスを溜まりにくくする、このような事が目的です。凄惨な現場を見た後、一人で黙っているとストレスはどんどん悪化してしまいます。そんなとき、仲間同士で「きつかったね」「つらかったね」と気持ちを話すだけで心はとても楽になります。昔の人はストレスに強い・・・今の若いヤツはストレスに弱い・・・こんな声を聞いた事があります。それは少し違うようです。昔は最近のように事務仕事に追われる事も少なく、仲間同士で輪になって、話をする時間が多くあったそうです。自然にデフュージングができていたのです。
最近は、輪になってのんびり話をする時間が減っているようです。ストレスの強い現場に行った時にはぜひデフュージングをしてください。